自己血管内シャント(AVF)を解説《吻合方法3つ・作成部位・タバチエールシャント・シャント手術など》
Kt/V(透析効率)を増やす方法4つ
①血流量(QB)の増加 ②透析時間の延長 ③透析液流量(QD)の増加 ④ダイアライザ膜面積の増大
効率用語「TAC」「クリアスペース」「クリアスペース率」ってなに?
TACとは「週初めの透析後BUN」と「次回透析前BUN」の平均が「1週間の平均のBUN」になるという考え方です。
人工透析ってなに?腎臓の役割6つ
人工透析とは、「腎臓の働きの一部を人工的に補う治療法」のことです。 腎臓の働きが10%以下になると血液の濾過が十分に行えず、水分や老廃物のコントロールができなくなってしまいます。
リンQuiz5問!【リンが少ないのはどっち!?】
リンは基本、食事療法で下げます。楽しくリンを学ぼう!ということで、世界一マイナーなクイズ「リンQuiz」をしたいと思います(笑) リンが高いとどうなるかは、「関連記事」やカテゴリーの「骨代謝・リン・カルシウム」をご参考ください。では早速リンQuiz始めましょう!(^^)
カルシウム受容体作動薬(PTH治療薬)3種類 《レグパラ・オルケディア・パーサビブ》特徴を解説
PTHの数値を直接下げる効果のあるPTH治療薬は、正式には「カルシウム受容体作動薬」といいます。現在販売されている3種類「レグパラ・オルケディア・パーサビブ」について特徴などを踏まえて解説していきます。
hANP・BNPを解説《hANP:心房 BNP:心室》
透析の検査値で『hANP』と『BNP』があります。 2つともDWを決定するときの指標とされる検査値として用いられます。
透析とCRP(C-反応性蛋白)《低アルブミン、低Hbとの関係性》
CRP(C-reactive protein)は急性反応性蛋白であり、体内で炎症が起きたり、組織細胞に障害が起こるとこのたんぱく質が増えていきます。
血糖・グリコアルブミン(GA)を解説《透析患者にHbA1cを用いない3つの理由》
透析患者さんの4割以上が糖尿病性腎症が原疾患で、血糖管理は大事です。血糖管理の重要性や血糖値測定の頻度などをガイドラインに基づき紹介いたします!
活性型ビタミンD3製剤を解説《それぞれの特徴》
本記事では、「透析患者さんのビタミンD3製剤の種類や特徴について知りたい」「ビタミンD3製剤がいろいろあってどれを使えばいいかわからない」といった悩みを解決します。
透析とALP(アルカリフォスファターゼ)《骨代謝も見る》
ALPは肝臓の検査値の指標として考えられることが多いですが、透析患者にとっては一概にそうではありません。 透析患者では、肝臓ではなく、「骨代謝」として見てください。
ニプロPESシリーズの性能表
ニプロ株式会社が販売しているPESシリーズは10種類あります。 私自身、PES膜は非常に使いやすく、幅広い患者で適応があるなと感じます。 どの膜がどういった性能のなのかを解説していきます。
「ビタミンE固定化膜」について解説《臨床効果・フリーラジカルなど》
【こんなことがわかる!】 ✅ビタミンE固定化膜ってなに? ✅ビタミンE固定化膜の効果は?メリットは?
透析と白血球(WBC)《なぜ透析開始直後に減少する?》
白血球は、異物に対する体を防御するシステムとして、補体や抗体とともに重要な役割を果たしています。 そして透析中では開始直後に減少し、終わりでは増加するといった特徴があります。 それはなぜか理由も含めて解説していきます。
エンドトキシン(ET)と生菌を解説!《血管内に入るとどうなる?》
エンドトキシン(ET)とは、グラム陰性菌(細菌)の死骸から出る毒素のことです。透析液の清浄化において一番重要視されます。もし、透析液の中にETが基準値以上あり、体内(血液中)に入った場合ショック・発熱・血圧低下を引き起こします。
透析液水質基準まとめ《日本透析医学会「透析液水質基準 2016年版」》 ET・生菌採取スケジュール公開!
近年on-lineHDFやIHDF療法の普及に伴い、透析液水質基準が新しく策定されました。 日本透析医学会(JSDT)2016年版が最新です。 透析液の水質基準を定める機関は2つあり、「日本透析医学会」と、「日本臨床工学技士会」です。
【新知識】透析中の下肢つりのメカニズム《カルシウムと下肢つりの関係性》
「透析中の下肢つり」について、そのメカニズムが2019年の医学会雑誌に掲載されたのでまとめました。
血小板(Plt)を解説《透析とHITの関係性》HITの症例
透析患者の血小板変動は、よくあるのは体外循環に伴う血小板減少です。 しかしまれに、急激に血小板が減少するHIT(ヘパリン起因性血小板減少症)になることもあります。 今回は血小板の基礎知識やHTとは何か、解説していきます。
透析患者と新型コロナウイルス感染症(2021年6月17日時点)
本記事では、「透析患者と新型コロナウイルス」についてまとめました。(2021年6月17日時点での情報です)
【透析】鉄関連について解説《Fe・TIBC・UIBC・TSAT・フェリチン》鉄がわかる!
鉄は、ヘモグロビンを構成する因子の一つです。 血液の中では、トランスフェリンというたんぱく質に結合して運ばれています。
リン吸着薬を解説《7種類の特徴》ベストな選択
①カルタン②フォスブロック③レナジェル④ホスレノール⑤キックリン⑥リオナ⑦ピートル