はじめに
ニプロFBシリーズのダイアライザは現在(2023.3月時点)、6つのダイアライザが販売されています。
どのダイアライザを選択していいかわからない場合は、この記事を参考にしてください。
☟PESシリーズの性能表はコチラ!☟
FBシリーズ性能表
ニプロFBシリーズ ダイアライザの性能表は以下のような感じです。
測定条件=QB:200mL/min、QD:500mL/min、QF:10mL/min
FBシリーズは老廃物除去が緩やかで、マイルドな膜として使用されています。
今のものはすべてⅠ型で、Ⅱ型はないですね
ちなみに現在(2021.9月)発売されているダイアライザでⅠb型は「FB-Fα eco」だけです。
Ⅰb型は老廃物の除去は緩やかだけど、アルブミンが抜けるという感じです。
老廃物除去を抑えて、アルブミンを抜きたいといったことはほとんどないので、適応が難しい膜です。
【機能分類についてはコチラ!】
「FB-UPα eco」は、性能表に載っていなかったので、どこに分布するかわかりませんでした。
FB-UPα ecoも性能表に追加しています。
下記も参考にしてください。
「FB-UPα eco」の特徴
- 2018年販売
- Ⅰa型
- ポアサイズ均一化によりβ2 ミクログロブリン領域の優れた除去特性と、アルブミンの透過バランスを適正化
- リンなどの小分子量物質の高い除去性能
【FBシリーズ(CTA膜)の特徴はこの記事!】
【ダイアライザってなに?】
【ダイアライザの使い分けはこの記事!】
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