次回は10/24(日)更新! 内容:透析と心不全《透析患者の死亡原因第1位》

hANP・BNPについて解説《hANP:心房 BNP:心室》

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検査値

【この記事でわかること】
✅hANPについてわかる
✅BNPについてわかる

透析の検査値で『hANP』と『BNP』があります。

2つともDWを決定するときの指標とされる検査値として用いられます。

この2つは測定していない病院もあるかもしれません。

『hANP』と『BNP』はひとたび覚えてしまえば超簡単です!

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hANPってなに?

hANP(human atrial natriuretic peptide):ヒト心房性ナトリウム利尿ペプチド☜長いけど5回口に出していったら覚える
心房から出されるホルモン
✅呼び方:ハンプ
✅透析『後』に採血
✅透析患者の基準値:25100(pg/dl)

ハンプは、心房から分泌されるホルモンで、体液量の増加によって分泌されます。

なので、体液量が多くなる→体液量多いよーと心房からハンプが分泌されるので、100以上であればDWを下げ(体液量が多いから)、25以下であればDWを上げる(体液量が少ないから)というものです。

25~60が適正範囲と考える文献もありますが、上限は100でいいと思います。

心房細動や、弁膜症がある場合は増加します。

hANPは除水で素早く低下するので、透析後に測定します。

BNPってなに?

BNP(brain natriuretic peptide ):脳性ナトリウム利尿ペプチド
✅呼び方:ビーエヌピー
✅透析後に採血
✅透析患者の基準値:150200(pg/dl)

BNPは脳性と書いてありますが、心室から分泌されるホルモンで、心室の筋肉が進展した場合に値が高くなります。

最初はこのホルモンが脳で見つかったので、脳性という名前になりました。

心不全の重症度マーカーに使用されます。

✅BNPが高い→DWを下げる
✅BNPが低い→DWを上げる

といった指標となります。

値が150~200であれば透析患者として心機能(左心機能)コントロール良好です。

BNPはhANPと比較して、変化率が大きいのが特徴です。

重症の心不全ではhANPよりはるかに上昇するので、心不全の指標としてはhANPより優れています。

hANPが適正にもかかわらず、BNPが基準値よりも上昇している場合は、新たな心疾患がないか精査し、循環器で診てもらいます。

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