毎週月曜更新!次回のブログ更新は4/22(月)内容:【ダイアライザ】PS膜 ~旭化成~

透析

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水処理装置・透析液

カーボスターの注意点3つ《クエン酸含有》

無酢酸透析剤のカーボスターには様々な効果があると言われています。 その反面注意点もあります。 それにはクエン酸が関与しています。 また、重炭酸濃度が35mEq/Lと他の透析剤よりも高いことから、オーバーアルカローシスになるのではないかという懸念点もあります。 今回はカーボスターを導入、使用する際に注意点を3つ説明します。
水処理装置・透析液

カーボスターに期待される6つの効果

無酢酸透析剤のカーボスターには様々な効果があると言われています。 酢酸には血管拡張作用があったり、炎症性サイトカインを誘導したりします。 カーボスターはこれらが無いので、血圧の安定化や炎症を最低限にしたりします。 また、重炭酸濃度が35mEq/Lと他の透析剤よりも高いことから、代謝性アシドーシスの改善にも関与すると言われています。
栄養関連、サルコペニア・フレイル

オーラルフレイルってなに?

オーラルフレイルとは口腔機能が衰えることを指します。 透析患者にも関係があり、重要な老化のサインとなります。 今回はオーラルフレイルについて、診断やフローを解説していきます。
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栄養関連、サルコペニア・フレイル

フレイルの基礎知識

フレイルとは虚弱を意味します。 透析患者では筋肉量の低下や社会とのつながりが薄くなることで、高頻度にフレイルに陥ってしまいます。 今回は透析とフレイルの関わりについて、基礎知識などを説明していきます。
栄養関連、サルコペニア・フレイル

サルコペニアの予防・診断《食事・運動・SARC-F・SPPB》

サルコペニアの予防には食事、特にたんぱく質の摂取が大事です。 また診断には自宅で簡単にできるものもあります。 今回は食事と診断を軸に説明していきます。
合併症

酢酸不耐症ってなに?《原因・症状・症例報告》

透析液には少量の酢酸が含有しています。 この酢酸が代謝しきれずに、血中の酢酸濃度が高くなることによって酢酸不耐症を生じる患者さんがまれにいます。 今回はこの酢酸不耐症はなにか? どういった患者さんになりやすいのか?というのをご紹介します。
栄養関連、サルコペニア・フレイル

サルコペニアの基礎知識

透析患者では約40%の方がサルコペニアと報告されています。 サルコペニアとは簡単に言うと筋力の低下です。 今回はサルコペニアについて理解を深めて、透析とどう関わるのかも説明します。
合併症

透析アミロイドーシスの代表的な5つの疾患を解説

透析患者の代表的な疾患の一つとして、透析アミロイドーシスがあります。 透析アミロイドーシスは、アミロイドが沈着する部位によって疾患が異なります。 今回は透析アミロイドーシスの代表的な疾患5つを解説します。
その他

透析とHIT(ヘパリン起因性血小板減少症)

透析では循環回路内が固まらないようにするため、抗凝固剤であるヘパリンが使用されることがほとんどです。 しかしそのヘパリンにアレルギー反応を示すのがHIT(ヘパリン起因性血小板減少症)です。 今回はHITについてまとめました。
その他

透析とカルニチン《下肢つりとの関係性》

透析患者では一般人と比べて、体内のカルニチンが2分の1~3分の1少ないと言われています。 そしてカルニチンが欠乏することによって、下肢つりにもつながると言われています。
合併症

【透析】レストレスレッグス症候群(RLS)

透析患者でのレストレスレッグス症候群の合併頻度は14~23%と言われています(一般人の有症率が2~5%) かなりの高頻度です。 そして透析患者を悩ませる合併症の一つです。
透析装置

動脈圧ってなに?

透析は以下のようなアラームがあります。 ・静脈圧:静脈(V)チャンバにかかる圧力 ・動脈圧:動脈(A)チャンバにかかる圧力 ・透析液圧:膜の透析液側に流れる圧力 ・TMP:透析膜の中空糸に加わる圧力 今回は動脈圧について解説していきます。
ダイアライザ

【透析膜】対称構造と非対称構造の違い

透析膜には対称構造と非対称構造という設計があります。 これは機械的強度や透水性能を決める重要な因子になってきます。 また対称とか非対称は中空糸膜紡糸技術のことを表しています。 つまり、膜の断面構造のことです。 そもそもこの対称とか非対称とかはどういったものなのか、解説します。
薬関連

IDPN(透析中高エネルギー輸液)ってなに?

IDPNとは、透析患者が透析中に投与する高エネルギー輸液のことです。 透析患者特有の静脈栄養法であり、重度低栄養な方に投与されます。 どういった特徴があるのか見てきましょう!
検査値

β2-MGを下げる5つの方法

透析患者では腎不全の影響で老廃物が血中に溜まってしまいます。 この老廃物の一種でβ2-MG(ベータツーエムジー)があります。 このβ2-MGは腎臓の糸球体を容易に通過するので、透析患者では濾過されず、血中に溜まってしまいます。 そしてβ2-MGが体内に長期間蓄積してしまうと、透析アミロイドーシスになってしまいます。 今回はβ2-MGをどうやって下げたらいいのか、方法を5つ紹介します。
シャント合併症

【透析】再循環ってなに?《原因と対策》図で分かりやすい

透析では再循環といったトラブルが起こることがあります。 再循環とは「きれいになった血液を再度脱血し、再度浄化されるといった現象を繰り返すこと」を言います。 今回は透析での再循環について、原因と対策を図多めで説明していきます。
薬関連

HIF-PH阻害薬 5種類の特徴まとめ

透析患者ではEPOが作られなくなることで、腎性貧血になってしまいます。 腎性貧血の治療薬として2019年にHIF-PH阻害薬が販売されました。 腎性貧血の治療は今までは注射剤しかありませんでした。 しかしHIF-PH阻害薬の登場で、内服での治療が可能になりました。 今回はHIF-PH阻害薬 5種類の特徴をまとめたので、解説していきます。
薬関連

透析と芍薬甘草湯《偽アルドステロン症ってなに?》

透析患者では、透析中の下肢つりに悩まされる方が多くいらっしゃいます。 そこでよく処方されるのが芍薬甘草湯(シャクヤクカンゾウトウ)です。 今回は芍薬甘草湯について理解を深め、注意点なども解説していきます。
穿刺

【駆血帯】ゴム駆血とベルト駆血の違い

穿刺をする際には駆血帯を使用します。 駆血帯にはゴム駆血とベルト駆血の2種類があります。 それぞれどのような特徴があるのか見ていきましょう。
薬関連

鉄剤(フェジン)を解説

透析患者はEPOが産生されない腎性貧血のため、鉄が不足しやすい状況にあります。 なので、鉄の少ない患者には鉄剤のフェジンを投与することがあります。 今回はこのフェジンについて基礎知識や注意点等を解説していきます。
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