①穿刺に関する質問
中途で入ってきた子なんですけど、穿刺1年ほどで難易度高い血管でも刺してますね!
刺す前に血管を、見て聴いて触っての基本が確実にできてる子ですね!
感心しました!
②穿刺上達
特に本で勉強というのは不真面目だったのでしませんでした。笑
努力はかなりしました。
まず穿刺を失敗したら、どの患者さんになぜ失敗したか、そして次どういった刺し方をすればよいのかをメモしました。
次その人を穿刺するときは、うまい人を一緒に連れていき、穿刺見てくださいとお願いします。
そこで失敗した場合は、アドバイスをもらいます。
そこで成功した場合も、その穿刺を見てくれた人に、〇〇さんならこの血管どういう風に穿刺しますか?と尋ね、アドバイスをもらいます。
要は、穿刺を失敗した原因を追究し、次に活かすというのを、2年目の時に徹底したら、3年目で確実にうまくなりました。
僕はもともと穿刺がうまくなかったので、努力しましたね。
今では院内でも難易度高い人でも穿刺はできています。
また、穿刺の際はこの血管を、どの角度でどのくらいの距離進めたら血管に到達するというのを頭に浮かべます。
そこで失敗した場合は、自分が予想していた血管と実際の血管が違う(思ったより浅いのか?深いのか?内腔が狭いのか?など)ということなので、その都度うまい人に情報収集しています。
③穿刺場所
同じ針穴に穿刺しなければ、その血管付近に穿刺するのは構いませんよ。
でも、週3回とも違う場所に穿刺するのが理想です。
例えば、月曜:前腕、水曜:中枢、金曜:上腕とかできたら理想ですよね。
そうしたら次刺すときには1週間は空いているわけですから血管も負荷がかからずに修復していると思います。
しかし実際問題そんなに穿刺場所を選べる人は、多くはありません。
④穿刺場所
穿刺場所が限定されている場合、同一部位穿刺になりますよね。針穴は絶対避けるようにはしますけどね。
穿刺場所がそこしかない場合、同一部位付近の穿刺は仕方がありません。
⑤グラフトの穿刺
うーん人によるし、AVFでも超難しい血管はありますが、一般的に言うとグラフトの方が嫌っていう人がいますね。
教科書でそう書いているのは、グラフトは見ただけでここが血管!ってわかるじゃないですか。
だからそう書いているのかな?
例えば大腿部のグラフト穿刺は難易度が高いです。
それに加え脂肪がついてる方はもっと困難です。
⑥深い血管の穿刺
深いとなると、立てて刺します。
慎重に刺さないといけないですね。
刺す前に、どのくらいの深さか、血管の特徴はどんなかスタッフに聞きます
⑦血腫の分散方法
膨れている部分を圧迫します
⑧血栓 穿刺
針先に血栓が詰まることありますよ!
確実に入っているのにすぐ針先にコアグラがついてダメみたいなのありますよ。
刺すところがない場合そこに穿刺するしかないですよね。。。
⑨逆刺し穿刺
全然いいと思いますよ!
何がダメなんですか?って思います!
回り込む人と、回り込まずに刺す人とどっちが優れているかというのは、穿刺成功すりゃなんでもええやんて思います。
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