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【Q&A】透析治療に関する質問答えました(ECUM・HF・輸血・Kt/V・オンラインHDFなど)

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Q&A
この記事は約7分で読めます。

【ECUMに関する記事はコチラ】

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①ECUMに関する質問

4時間後のECUMは血圧低下には、あまり意味ないと思っています😅
4時間経ってるんなら、HDでもECUMでもどっちも血圧低下は同じかなと。

4時間透析するとして、最初からECUMであれば、普通のHDよりも除水量は当然多く引けます。

ECUMは浸透圧の低下を防ぐものなので、4時間HDしてたら、浸透圧だいぶ下がってますよね😅

私の施設でも4時間後のECUMしてますけど、意味ないんだろうなぁーといつも傍観しています(DWは看護師主導なので)

しっかりドライまでもっていくのなら、HD+1日ECUMの日ですかねぇ。患者の負担は増えますけどね😅

②ECUM

先にECUMというのもやってみる価値はあります。
患者によって、いろんな方法を試してみるといいですね!
バチッとはまる方法があると思いますよ!

③HF

緑内障の治療で一番重要なのは「眼圧を上昇させないこと」です。
透析中では眼圧が上昇すると報告されています。
血漿浸透圧と眼圧は負の相関があります。

つまり、血漿浸透圧が下がると、眼圧が上昇するということです。
HDでは、拡散が起きるので血漿浸透圧が下がります。ということは、眼圧が上がります。
HFでは、拡散がないので血漿浸透圧がさがりません。よって、眼圧の上昇を抑えることができます

④透析時間

患者の拘束時間と物質除去、除水を総合的に考慮すると4時間がスタンダードになります。
保険点数なども絡んできます。
本当は5時間以上が良いと言われていますが、透析患者の増加で1日のうちに透析を回すとなると、4時間でないと勤務時間までにおさまらないという施設側の問題もあります。

⑤輸血

Aチャンバーから入れますよ。
アクセスポートはロックがないので危ないと思います。
輸血にはカリウムが含まれています。
Vからだとカリウムが直接体に入ってしまい、カリウム値が上昇してしまいます。
Aからだとダイアライザで透析されるのでAから入れます。

⑥輸血

輸液ポンプで送ります。
陰圧だと調節ができないので、急速投与や投与が遅くなったりという可能性があります。

⑦透析中の排尿

尿がほぼ出なくても尿意は感じますよ。
尿のメカニズムはやや複雑なので、たぶんですが、血圧が下がると交感神経が分泌されます。
交感神経は膀胱に尿を溜めるので尿意を感じやすくなるんじゃないかなと思ってます。
透析患者の体は時に説明がつかないことが起こるので難しいですね(;^ω^)

⑧輸血

どうなんでしょうね。やってみないとわかりませんが。
たとえば、警報で一時ポンプ停止したときとか、トラブルがあったときは、輸液で送っている方が管理はしやすいと思います

⑨Kt/V

そんなに変わらないですよ!前希釈のオンラインは膜に入る前に希釈されるから拡散能力落ちるとか書いてますけど、実際比べたら効率変わらなかったですよ!
血流が低い場合はどうなんでしょうね、、、😅
このライン以下だと効率が下がるみたいな、境界がありそうな気もするんですよね、うちは後希釈やってるのでそもそもQB低い人はできないので、低流量でのオンラインをしたことがないので、わからないです。
前希釈のオンラインだったら、透析液流量を700、後希釈だったら600くらいあれば、大丈夫だと思います。

⑩OHDF時の透析液流量

前希釈の場合は透析液流量700ml、後希釈は550~600くらいが適当だと考えています(あくまで私の個人的な意見です)
なぜかというと、前希釈で考えると、透析液流量700ml/minで、補液流量200ml/minだとすると、膜に流れる透析液流量500ml/minになります。
透析液流量の700は、補液量と膜に流れる量足して700なので、ダイアライザに700流れているわけではありません。
なので、HDFはHDに比べ、透析液流量を多く設定しています。
もし、この条件で透析液流量500だったとすると、そこから200は補液に盗まれ、膜に流れる透析液流量は300になります。
これだと拡散効率が低下してしまいます。なので、HDFは透析液流量を多くしています。

私のブログの「【透析記事】on-lineHDFってなに? ~前希釈と後希釈~ めちゃめちゃわかりやすく説明します」の記事に図付きで解説しているので、時間があればみてみてください(^^)

⑪ECUM時の血流量

1000ml/hでも100で固まらなければ100でいいですよ。
大体の目安として1分間の除水の×4倍の血流量があれば大丈夫と言われています。
1000ml/hだったら16ml/minなので、×4して血流量64ml/min以上あれば大丈夫と言われています(理論上)
なのできりのいいQB100ml/minです。
それで回路凝固があるようなら150とか増やしていってもいいですよ。

⑫透析効率

んー一番は患者にしてほしいのは時間の延長ですけど、これは非常に患者の負担が増えるので
①QB
②膜面積アップ または除去の良い膜に変更
③時間の延長
ってかんじですかね
一番簡単に変更できるのはQBです
正直膜面積アップしたくらいじゃあまり効率良くなりません。
1型だったら2型まであげないとって感じです。

⑬オンラインHDF時の動脈圧

どのくらいという目安はありませんが、患者ごとに試してみる必要がありますね。
業務が忙しい時間帯にはいったりとかして、時間とられる場合なら私はがっつり下げます。
それか、前希釈ならQB落とすか
効果に関してはやっぱり下げると少なからず落ちるとは思いますよ。
透析の途中で下げてもあまり変わらないような気もしますけどね。

⑭再循環 クリアランスギャップ

再循環がない場合クリアランスギャップは0%です。
再循環があると数値は上昇します

⑮透析中の血流量

血流が不足するためだと思います
そうですね!無理無いところまで下げて対応ですね

⑯オンラインHDF時の下肢痙攣

特に無いとは思いますけど、密閉系なので血液がHDよりも濃くなることとかはないんですが、後希釈に関しては濃縮が進んでくると、Vチャンバの下の方がかなり濃くなってて、上の方は薄いんですよね。極端に
なので、かなり濃縮された血液のみ体内に入っているとしたら下肢つりは起こりやすいかもしれません。
下肢つりは血液濃縮によってアルカローシスに傾くことで引き起こされます。

⑰血液凝固 返血

人によって考え方があると思いますが、私だったら血圧や、患者の問診で問題なければ返しません

⑱NaClの投与

10%NaClは体内から抜けないという認識です。
うちでは終了1時間前以降は入れないという風になっています。謎のルールですが。
透析終わってからの飲水量が増えますし、NaClの必要性というのを感じたことはありません。
現在NaCl使用している透析施設は古いなぁといった印象です。
うちの施設も使っているんですが、やめたいなぁと思っています。

⑲血液凝固

脳梗塞では3センチくらいでは重症化しやすいみたいですよ。
通常は5mm程度とか、、、。
詳しい数字は分かりませんが、血栓ができる場所によって重症化する大きさは変わってきます。

⑳モニターの使用

ただの血圧低下なら、モニターは要らないと思います。
しかしいつもと違うとか、脈が早いぞとか、あったときはつけるべきです。
情報は多いに越したことはありません。
そういう看護師はいますよ。なにか他人がしたときに、絶対否定する人。

㉑QBと血圧低下

前半は血漿浸透圧の影響で下がることがあります。
後半下がるものに関しては、下がるっていう人と、関係ないっていう人両方いますね、、、。
時間が経つにつれて血管内の浸透圧と血管外の浸透圧差が離れていくので、血圧は下がる要因にQBが関係するという人もいます。

【質問に答えたシリーズコチラです】

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