毎週月曜更新!次回のブログ更新は9/16(月)内容:なぜ透析中に低血圧が起こる?

「UFB DUAL」ってなに?~ 透析の水質を変えてコストカットを実現する ~

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水処理装置・透析液
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はじめに

透析では透析液の清浄化が非常に重要となってきます。

UFB DUALはRO水生成ラインにウルトラファインナノバブルを発生させ、水質を清浄化します。

またRO膜の劣化を防ぎ、回収率低下も予防します。

これによって水道代の大幅な削減になります。

ではこのUFB DUALとはどういった製品なのか紹介していきます。

UFB DUALってなに?

UFB DUALとは、RO水生成ラインにウルトラファインナノバブルを発生させる人工透析用ノズルです。

株式会社ウォーターデザインさんが販売している商品です。

RO装置の前後に設置します。

ウルトラファインナノバブルとは1μm以下の泡で、1cc中に5000万個の泡が存在しています。

マイクロバブル(1μm~100μmの泡)が最大12~14秒で消滅するのに対し、ウルトラファインナノバブルはブラウン運動をし、約1年以上水中に浮遊します。

このウルトラファインナノバブルを発生させる技術は特許を取得しています(特許番号:6182715号)。

UFB DUALの3つの効果

UFB導入によって以下の効果があります。

  1. 経費削減(RO膜交換の延長・水道代削減・薬液削減)
  2. バイオフィルムや炭酸Ca汚れの除去
  3. 環境にやさしい

では一つずつ解説していきます。

1.経費削減

結論から言うと、30床の施設でUFB DUAL導入後、5年スパンで約800万円のコストカットができると予想されます。

以下のようなコストカットができます。

  • RO膜交換の延長
  • 水道代削減
  • 薬液削減

UFB DUALはウルトラファインナノバブル発生によって、透析特有の汚れを除去してくれます。

これによってRO膜の製品劣化を防ぎ、通常4年に1回交換のところを8年に1回に延長できると予想されます。

RO膜の製品自体と交換費用は非常に高額で、1回の交換で工事代金込みで約270万円かかるところもあります。

その分のコストカットできます。

また水質を最大限まで清浄化することによって、RO膜の回収率の低下を防ぎます。

これによって水道代を削減します。

透析治療では多量の水道水を使用するため、水道代費用の削減ができるのはこの製品の大きな特長です。

薬液削減では、過酢酸を100倍希釈から150倍希釈にできた実績もあり、薬液代を2分の1~3分の1に抑えることができます。

過酢酸等の薬剤費は非常に高く、30床規模でも年間240~360万程度かかるとされています。

以下は経費削減のシミュレーションです。

30床の施設で5年で780万円のコストカットができる予想になっています。

2.バイオフィルムや炭酸Ca汚れの除去

ウルトラファインナノバブルの発生により透析の特有の汚れ「有機物汚れ」「無機物汚れ」を除去してくれます。

また、RO膜表面に形成されるバイオフィルム等の汚れを常時剥離・排除し、以後形成させない力をもっています。

RO装置では活性炭濾過フィルターで塩素を除去します。

塩素が除去された水がRO膜に運ばれることによって、RO膜表面に死菌等に由来する多糖質成分の蓄積であるバイオフィルムが形成されます。

このバイオフィルムによりRO膜での水質低下・回収率低下が進行してしまいます。

しかしUFB DUALの作り出す水がこのRO膜の劣化の要因であるバイオフィルムを積極的に除去し、形成を抑制します。

これを裏付ける証拠として、機械の部品劣化が少なくなったり、ET,生菌の不検出が確認されました。

UFB水事体は洗浄消毒剤ではないにもかかわらず、それを上回る洗浄力があるものと考えられます。

これにより薬液の購入コストやRO膜の交換コストを引き下げます。

3.環境にやさしい

透析で使用される薬剤は強いアルカリ性や強い酸性です。

なのでそのまま排水してしまうと、下水道管を傷めてしまう恐れがあります。

基本的に中和装置を使用し、pHを基準値内にして排水します。

しかし各自治体においてはかなり厳しく管理されている所もあります。

UFBは先ほどにも記載しましたが、薬液濃度を薄める効果があります。

排水時の負荷を軽減し、環境にやさしい排水で地域に貢献します。

費用対効果シミュレーション

本記事の筆者である私は、ブログ運営や透析学習塾運営の傍ら、UFB DUAL取次店として活動させていただいております。

是非皆さんにUFB DUALの「凄さ」を実感していただきたいので、費用対効果のシミュレーションを個別にさせていただきます。

お問い合わせから以下の項目を入力し、送信してください。

費用対効果のシミュレーションと合わせて、カタログや実績等もお送りさせていただきます。

こちらから費用対効果のシミュレーション(経費削減効果予想)を折り返し返信させていただきます。

  • 病床数:
  • RO膜交換費用(交換作業費含む):
  • 現在のRO膜を使用された年:
  • 次回RO膜を交換する年:
  • 1ヵ月または年間の水道代費:
  • 1ヵ月または年間の薬剤費(次亜等):

こちらコピペしてお使いください。
また、正確な数字が分からなければ、おおよそで構いません。

※ こちらからしつこい営業等のメールや行為をすることはありませんので、ご安心ください。

現在全国で約20施設ほどの透析施設がこの「UFB DUAL」を導入しており、導入施設様から実感の声を多くいただいています。

今後必ず普及するUFBを導入し、施設の繁栄や患者さんの笑顔に繋げていきましょう。

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