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透析と便秘薬《種類と作用》

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合併症
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  • 透析患者と便秘について分かる
  • 便秘薬の種類を知れる
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透析と便秘

透析患者は、以下のような様々なことが原因となり、便秘を起こしやすい状況にあります。

《便秘の原因》

✔ 大腸の運動が弱い
✔ 食物繊維の不足
✔ 飲水制限
✔ 薬剤の副作用

これらが原因となり、便秘を引き起こします。

生活習慣を改善しても便秘が治らない場合は、便秘薬を用います。

透析患者の便秘で多いのは、腸管内で水分が不足し、少量の硬い便になっているタイプなので、便を柔らかくする薬が効果的です。

便秘薬には様々な種類があり、状態に応じで使い分けます。

透析患者では服用に注意が必要のものもあるので、必ず医師の指示に従ってください。

便秘薬の種類

便秘薬には主に2種類あります。

  1. 便を柔らかくするタイプ
  2. 腸の動きを改善するタイプ

の2つに分けられます。


上皮機能変容薬は2012年に発売された新しい便秘薬です。

透析患者では、アミティーザを内服している方をよく見かけます。

慢性便秘症の治療には昔から、刺激性下剤や、浸透圧性下剤が使用されてきました。

しかし近年では、アミティーザやリンゼスなどの上皮機能変容薬を使用されるようになっています。

腸管上皮で作用する新しい機序の便秘薬となっています。

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